BEAYS(新装版)

本と図書館のことについて、つらつら書いてゆくblogです。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館は人の生き死ににかかわらない? その2

承前。 本は人を動かすことができる、変えることができる。それは間違いない。 でも、図書館はどうなんだろう。図書館にある本じゃなくて、図書館そのもの、図書館という「場」や「機能」が、人の人生を変えたり、動かしたりすることってあるんだろうか。 あ…

気弱な司書にとっての“Libron Firefox Add-on 版”

前から面白いなと思っていた、Amazonのページから図書館の蔵書を検索できる“Libron”だけど、こないだからカーリルAPIに対応してパワーアップ。おまけに、FirefoxのAdd-on版が出たので、早速導入してみた(Greasemonkeyは正直、敷居が高かったのだ……)。 うわ…

インテリアとしての電子図書

ゴールデンウィーク中はどこにも行かずに、散らかった家の中の整理に明け暮れた。 特に、しばらく前から何の脈絡もなくただ突っ込んであった(!)書棚の本をようやく整理することができた。ま、整理できたのはごく一部で、屋根裏にマンガだの雑誌だの文庫本…

机貸しは悪か?

新学期も始まったばかりだというのに、図書館で勉強する高校生・大学生が多い。資格試験の問題集と睨めっこしてたり、電卓に向かってパチパチやってる社会人のお客様も多く見かける。皆、教科書や参考書、自前の問題集などを持ち込んでいる。 こういう方々に…

JDream2の活用に関する覚え書き

館内の研修で、有料データベースをテーマに短い発表をしないといけなくなったのだけど、昨年度のビジネス支援レファレンスコンクールでJDream2を使わせてもらったので、これをネタにしようと、先日からレジュメを作っている。 A4一枚のレジュメ、ほぼ仕上が…

セルフレファレンス(?)のすすめ

百姓の息子だけど家業を継がず、庭いじりにも興味がなくて、花や木の名前がとんと分からない。なので、こないだも拙宅の庭木の名前が分からなくなって困った。 植木屋さんに聞くのも恥ずかしいし(前にも一度聞いたような気がするから、ホント聞きづらい)、…

しおり紐と豚のしっぽ

書棚に本が並んだときのしおり紐(スピン)の位置が気になっている。 紐がきっちり本体に収まっていなかったり、天からぐにゃっと飛び出てたりするのは論外として、挟み込まれたしおり紐の先が、地の部分からちょろっと出ているのが、どうにも気に入らない。…

図書館の未来像が見える!『千代田図書館とは何か』

千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成作者: 柳与志夫出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2010/03/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (15件) を見る 千代田区立千代田図書館には、リニューアル直後に一度だけ行ってみた…

猫リセット、恐るべし

さっき、『千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成』について、あーでもないこーでもないとうなりながら書いてたら、飼い猫が手元にふらふらやってきた拍子に、思わずブラウザバックしてしまい、さくっと下書き(2時間くらいの苦吟の成果)が電子のかな…