BEAYS(新装版)

本と図書館のことについて、つらつら書いてゆくblogです。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

謎かけとWebcat Plus

先日リニューアルしたWebcat Plus、業務の合間にちょこちょこと触っている。 今回のリニューアルでは、収録データベースや連携先が増え、仮想書棚や書影などのヴィジュアル面も強化、もともとウリだった(でもノイズだらけなので一部で不評だった)連想検索…

情報バラエティーとレファレンス

最近、テレビでいわゆる「情報バラエティー」を観ることが多い。 別に好きという訳でもなく、他に選択肢がない(ことが多い)ので何の気なしに観ているのだけど、こういう番組は、しばしば、視聴者からの質問やタレコミ情報を元にスタッフが調査する、という…

古地図とイノベーション

年に1〜2回程度、某市○○地区の古い地図がないですか、というお問い合わせがある。今度そこに土地を買って家を建てるので、以前は墓地だったとか、沼だったなんてことがないか確認したい、というワケ。 以前は、古い地図の利用というと、学問的な、あるいは懐…

ないこと恐怖症を超えて

司書は、本が棚にないことを恐れる。 お客様からお問い合わせがあったとき、その資料をその場で手渡せない、ということを極度に恐れる。資料を、モノとして持っていたい、それを自分が手渡したい、という思いは、もはや執着でさえある。 例えば、改正されて…

どこでもレファレンス・サービス

他部局の方と一緒に職員研修を受ける機会があるときは、なるべく参加するようにしている。人見知りな当方にとって、様々な肩書き、様々な部署の方たちと知り合いになれる、数少ない機会だ。 部署の違う見知らぬ方たちとのグループ演習には、アイスブレイク代…

情報断食のススメ

最近、Twitterのような、ものすごく早くて深い情報源が、当方の職場でも流行っている。 あいにく当方、家庭の事情により、Web利用は週末中心、携帯も音声メインで、Twitterはアカウント取っただけで放置状態。ウェブ上の最新動向からは置いてきぼりになりつ…

見本市としての図書館

先日、遅まきながら『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』を読んで、自分の強みを判定してくれるというウェブ上のテスト、「ストレングスファインダー」をやってみたくなった。 でも、これをやるためには、この本のカバー裏…