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BEAYS(新装版)

本と図書館のことについて、つらつら書いてゆくblogです。

『プレゼンテーションZen』と、紙と鉛筆

プレゼンテーションzen』を読んだ。
もともと国文出で、ビジュアルやデジタルとは無縁の発表ばかり聞いてきた(今は国文でもスライドバリバリなんだろうか?)ので、スライドを使ってプレゼンテーションする必要性を、最近までまったく感じなかった。職場では、ちょっとした講習でもパワポが当たり前なんだけど、聞いているときに、手元の配布資料とスライド、どっちを見たらいいのかよくわからないし、そもそも手元資料がパワポのハードコピー(かさばるし、メモしにくい!)だったりして、これまたどうも好きになれなかった。
でも、この本を読んで、ちょっとやってみたい、と思うようになった(自己顕示欲強い)。
ごく私的に要約するに、この本の主張は「アナログで考えよう」「とにかくシンプルに」「聞き手と一体化しよう」ということのようだ(うわ、超適当)。箇条書きやテンプレート、アニメーションでこぎれいにまとめるよりも、本当に伝えないといけないただ一つのこととは何か、を、突き詰めて、それを伝えることに集中することを唱えている。当方も、資料を作ったり、発表したりするとき、つい、盛り込みすぎて散漫になってしまうので、肝に銘じたいところ。
それと、「アナログで考えよう」には大いに共感。文書や企画書を作ったりするとき、前はいきなりWordや一太郎を立ち上げてたんだけど、それがエディタになり、今は裏紙と鉛筆。手軽に書きなぐれるし、図形や線も自由自在だし、紙ってホントに便利だ。考えをまとめる時には欠かせない。
ちょっと話が飛ぶけど、図書館の本に線引きしたり、書き込みしたりする人(怒!)は、たぶん、手を動かさないと考えられない人なんだろうな、と思う。公共財産への線引き・書き込みを認めるわけじゃないけど、手を動かしながら考える、というのは、紙の本ならではの優位性だ……、と思って、ちょいとググったら、書き込みできる電子ブックがもう出てた(電子ブックになったら、図書館の本にも書きこみ放題?)。
でもきっと、この本のように、紙(アナログ)に戻ろう!という考えが主流になるに違いない、と思う。それとも、ポメラとか、マインドマップ作成ソフトみたいなものに取って代わられるのかしらん。