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BEAYS(新装版)

本と図書館のことについて、つらつら書いてゆくblogです。

カーリル Unitrad API 雑感

カーリルの中の人と話をする機会があり、カーリル Unitrad API の説明を聞くことができた。

高速かつ検索先への負荷の少ない検索、直感的でシンプルなUI、図書館側のメンテナンス不要で対象館の追加修正もほぼお任せ、と、至れり尽くせりの高機能・好対応。

個人的に「使える」と思ったのは、検索結果がパーマリンク化されていること。図書館、特に都道府県立図書館のような広域図書館にとっては、資料紹介の手法の幅が大きく広がると思う。

最近は、資料展示やらパスファインダーやら、資料のリストをWeb公開する時に資料名に自館WebOAPCの書誌データへのリンクを張ったり、Webページに関連資料を検索して表示するボタンをつけたりすることが珍しくなくなってきた。その時、当たり前だけど、自館の資料とその所蔵情報しか紹介できないのがちょっと残念だった。

でも、カーリル Unitrad APIを採用した横断検索があれば、パーマリンクを張ることで、自館だけでなく対象館の所蔵情報も簡単に表示させることができる。都道府県立ならば、紹介した資料が域内の図書館にもあることを示せるから、域内の図書館支援につながると思う。ISBNがある資料なら、その資料を所蔵している対象館リスト、みたいなものも簡単にできる。

例:京都府図書館総合目録ネットワーク『四畳半神話体系』(森見登美彦著 角川文庫)を検索した結果(ISBNで検索)

これからも機能強化していくとのお話だったし、図書館の側からも、工夫次第でなんだか面白そうなことが色々できそうな気がする。楽しみ。