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BEAYS(新装版)

本と図書館のことについて、つらつら書いてゆくblogです。

福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」、恐るべし

レファレンス ウェブサービス

以前、職場の書誌データに、地人書館を他人書館と間違えてる(恥ずかしい)事例を見つけたことを記事にして、最後に思いつきで、

福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」に採用されないかしらん(書名じゃないけど)。

他人書館、恐るべし - BEAYS

なんて書いたら、なんと福井県立図書館の担当の方からコメントをいただいてしまった。まったく、ありがたいやら恐縮するやら。
それにしても、どうして拙文が目に止まったのだろうと思って、試しにここ「覚え違いタイトル集」のURLを被リンクチェックしてみたら、まあ出るわ出るわ、言及してるブログやニュースサイトの多いこと。サイト管理に携わっている者として、うらやましい限り。
被リンク先の一つであるカレントアウェアネスの紹介記事をあらためて読んでみたけれど、そこで紹介された担当の方のコメントがいちいち正鵠を得ていて、またうならされる。いわく、

「貴重な事例を職員だけで独占していてはもったいない」
「カウンターで職員にたずねてくださるお客様はほんの一握り」
「「図書館のページ」の訪問者にレファレンスのページを開いていただかないと情報にアクセスしてもらえないという大きな欠点」
「Webコンテンツを見ていただくためにはそこにエンタテインメント性,すなわち「面白さ」が必要」

E967 - 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」ができるまで | カレントアウェアネス・ポータル

などなど。なるほど、「覚え違いタイトル集」がここまで広まったのは、この担当の方ならではのものなんだなと思わせる。
他にも、フォームから事例を広く募集していたり(オープン化)、周知にTwitterが大きな役割を果たしていたりする先進性に加え、定期的に更新していることや、言及サイト・被リンクを調べてるらしいこと(期間指定してググってるのかな?)*1など、地道な努力がうかがえるのもポイント高い。これからの図書館サービスはかくあるべし、という一つのモデルケースだと思う(既にこれだけ評価されているのだから、当方がもう少しだけ持ち上げてもいいよね?)。
見習わなくては。

*1:後日、担当の方にうかがったところによると、これは当方の早とちりだったらしい。でも、どういう経緯にしろ、言及サイトにたどり着いて、そこからも事例を採録しようという意欲は評価されるべき(いや、とりあげてもらったから持ち上げてるわけじゃないです)。